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結婚式場のWeb担当が1人のときの仕事。月曜から金曜の型で回す毎週の確認(フェア予約・フォーム・フェア情報・口コミ・SNS・写真)と、外へ任せる線引き

結婚式場のWeb担当が1人のとき、毎週の仕事を曜日ごとに割り振る型です。予約と台帳の照合、フォームの送信テスト、フェア情報の更新、口コミとSNS、写真の差し替え、月に1回の点検と、外へ任せる線引きを表にしました。

この記事の結論:結婚式場のWeb担当が1人なら、仕事を「毎週同じ曜日に同じ順番」で回す型にすると、抜けが減ります。月曜は週末の予約と問い合わせを台帳と照らし、火曜はスマホで予約フォームを実際に送り、水曜はフェアの日程・特典・満席を載せている場所すべてでそろえ、木曜は口コミとSNSを片づけ、金曜は写真の差し替えと翌週の準備をします。月に1回は数字のまとめと点検の日を別に取り、判断と許諾と台帳は自分の手元に残したうえで、作業と計測から外へ任せていきます。

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この記事は、式場でWebのことを1人で受け持っている方(プランナーや営業と兼ねている方も含みます)に向けて書きました。月次レポートの作り方やLPの運用体制ではなく、「今週、何をするか」の型に絞っています。表はそのまま社内の資料に写して使えるように作りました。

Web担当が1人なら、仕事を曜日に割り振って毎週同じ順番で回す

1人で回すときに起きやすいのは、急ぎの依頼に追われて「毎週やるはずの確認」が静かに飛ぶことです。確認ごとに曜日を決めておけば、飛んだことに自分で気づけます。

週末にフェアや見学が集中する式場を前提に、週の前半に予約まわり、後半に発信と素材を置きました。

曜日 やること 確かめる場所 終わったら残すもの
月曜 週末の予約・問い合わせを台帳と照らし、返事の漏れを拾う 予約の管理画面、問い合わせの受信箱、ポータルの管理画面、予約台帳 経路ごとの予約数と、返事が済んでいない件数
火曜 予約フォームと資料請求フォームを、スマホから実際に送る 公式サイト、LP、自動返信メール、式場あての通知 送った日時、届いたかどうか、テストの記録を台帳から外したか
水曜 フェアの日程・特典・満席・終了を、載せている場所すべてでそろえる 公式サイト、LP、婚礼ポータル、Instagram、Googleビジネスプロフィール 直した場所の一覧
木曜 口コミへの返信、SNSの投稿とメッセージの返事 Googleマップの口コミ、婚礼ポータルの口コミ、Instagram 返信した件数と、上司に回した件数
金曜 写真の差し替え、翌週の投稿とフェア情報の準備 写真の保管場所、許諾の記録、CMSの下書き 差し替えた写真と、翌週の予定
月に1回 数字のまとめ、リンクと表示の点検、アカウントの棚卸し GA4、Search Console、CMS、各サービスの権限の画面 1か月分の数字と、気づいたことのメモ

定休日が平日にある式場は、曜日をずらしてもかまいません。崩さないほうがよいのは「予約の照合のあとにフォームの送信テスト」「週の最後に翌週の準備」という並びです。

月曜は、週末の予約と問い合わせを台帳と照らして返事の漏れを拾う

週明けの最初の仕事は、週末に入った予約と問い合わせが、すべて台帳に載り、すべてに返事が済んでいるかの確認です。予約は入口が複数あるので、入口ごとに数を書き出すと漏れが見えます。

入口 数えるもの 漏れやすい理由
公式サイトの予約フォーム 受信した予約の件数 通知がスパム扱いになり、受信箱に来ていない
LP 受信した予約の件数 LPごとに送り先が違う設定になっている
婚礼ポータル 管理画面に入った予約の件数 管理画面を見る人が決まっていない
電話 受けた人が台帳に書いた件数 週末の担当が手書きのメモに残したまま
InstagramやLINEのメッセージ 見学の希望を伝えてきた件数 予約ではなく相談として扱われ、台帳に入らない

入口ごとの件数と台帳の件数が合わないときは、どの入口の分が載っていないかを先に探します。合わせて、資料請求や問い合わせのうち、まだ返事をしていないものを拾い、その日のうちに返す分と担当に回す分を分けます。

火曜は、予約フォームをスマホから送ってみて、お客様と式場の両方への通知を確かめる

フォームの送信テストは、毎週の確認の中でいちばん飛ばしてはいけない仕事です。フォームや通知が動かなくなっても、ほかの数字からはすぐに気づけず、止まっていた間の予約は戻ってこないからです。

テストは、パソコンではなくスマホで、お客様と同じ画面から行います。

  • 公式サイトのフェア予約フォームを、スマホのブラウザで開いて最後まで入力できたか
  • 日付や人数の選択、同意のチェックが、指で押して動いたか
  • 送信のあと、完了の画面が表示されたか
  • お客様あての自動返信メールが、入力したアドレスに届いたか(迷惑メールのフォルダも見る)
  • 式場あての通知メールが、受け取る担当全員に届いたか
  • 稼働中のLPと資料請求のフォームも、同じ手順で送ったか
  • テストで入った予約を、台帳と管理画面で「テスト」と分かるようにしたか

テストの予約を台帳から外し忘れると、月の予約数が実際より多くなります。テストに使う名前(例:「テスト送信」)を決めておくと、あとから見分けられます。サイトの更新やフォームの改修をした日は、曜日に関係なく、その日のうちに同じ手順で送ります。

水曜は、フェアの日程・特典・満席を載せている場所すべてでそろえる

フェアの情報は、公式サイトのほかに、LPや婚礼ポータル、Instagram、Googleビジネスプロフィールにも載っています。週に1回、すべての場所を同じ一覧で見て、日程・特典・満席・終了の表示をそろえます。

載せている場所 食い違いやすいところ 直し方
公式サイトのフェアページ 終わったフェアが一覧に残っている 終了したフェアを一覧から外す
LP 特典の条件や期限が古いまま 公式サイトの表記に合わせて直す
婚礼ポータル 満席の回にまだ予約を受け付けている 満席を反映し、ほかの回へ案内する
Googleビジネスプロフィールの投稿 期間を入れずに出したフェアの告知が残っている イベントの投稿として開始日と終了日を入れて出す
Instagramのハイライトやプロフィールのリンク 終わったフェアの告知に飛ぶ リンクの行き先を今のフェア一覧に替える

投稿の種類は最新情報・特典・イベントの3つで、イベントには開始日と終了日を入れられます(Googleビジネスプロフィールのヘルプ)。ヘルプには、期間が設定されていない投稿は6か月が経つとアーカイブされると書かれています。フェアの告知は、期間を入れたイベントとして出すほうが、終わった告知が残りにくくなります。

特典の条件を変えるときは、自分で書き換える前に、承認する人と表記をそろえます。どの場所を直したかを一覧に残しておくと、問い合わせで「サイトと違う」と言われたときに経緯をたどれます。

木曜は、口コミへの返信とSNSの投稿・メッセージを片づける

口コミとSNSは、毎日見るより、曜日を決めてまとめて返すほうが1人でも続きます。ただし、低い評価の口コミや、予約の変更を伝えてきたメッセージは、見つけた日に上司や担当に回します。

Googleマップの口コミに返信すると、承認後、その口コミのすぐ下に式場からの返信として表示されます。お客様の名前や、式の日程など個人が分かることは返信に書きません。立場ごとの返信の書き方は、口コミを書いた人の立場ごとに返信の型を分けた記事で紹介しています。

この日のチェックリストです。

  • 新しく付いた口コミを、Googleマップと各ポータルで読み、返信したか
  • 低い評価の口コミを、上司に回したか(返信は事実を確かめてから)
  • InstagramのDMで、見学や予約の希望を台帳に移したか
  • 来週分の投稿の下書きを、写真と一緒に用意したか
  • 卒花の写真を使う投稿は、掲載の了承が記録にあるか

金曜は、写真の差し替えと翌週の準備をする

週の最後は、写真の差し替えと、翌週に出すフェア情報や投稿の準備にあてます。写真は、季節に合わないものと、掲載の了承の期限が切れたものから順に外します。

写真を見直すときの順番です。

  1. 了承の記録がない写真:お客様や参列者が写っている写真で、掲載の了承が確かめられないものは、先に外す
  2. 季節に合わない写真:今の季節のフェアのページに、別の季節の装花や景色の写真が出ていないか
  3. もう提供していないものの写真:料理の内容や装花のプランを変えたのに、前の写真が残っていないか
  4. 画像の重さ:差し替える写真は、ページの表示が遅くならない大きさに書き出してから載せる

翌週の準備では、フェアの日程の追加や満席の見込みを営業の担当に聞き、水曜に直す場所の一覧を先に作っておきます。金曜に準備が済んでいると、月曜の照合で見つかった急ぎの作業に時間を回せます。

月に1回は、数字のまとめと点検の日を別に取る

毎週の確認とは別に、月に1回、半日ほどを数字のまとめと点検にあてます。毎週の作業に混ぜると、急ぎの依頼に押されて後回しになりやすいからです。

点検すること 見る場所 見るポイント
フェア予約の数 予約台帳、GA4のキーイベント 経路ごとの予約数と、台帳とGA4の差が先月から大きく動いていないか
検索からの入り方 Search Consoleの検索パフォーマンス 式場の名前とエリア名の検索で、表示とクリックが落ちていないか
リンク切れと古いページ 公式サイト、LP 終わったフェアや旧プランのページが、検索から入れる状態で残っていないか
フォームと完了画面 GA4、予約の管理画面 完了の数が急に減った日がないか(改修やメールの設定変更の日と照らす)
アカウントと権限 GA4、Search Console、CMS、ポータル、SNSの管理画面 辞めた人や契約が終わった会社の権限が残っていないか、持ち主が式場の名義か

Search Consoleの検索パフォーマンスは、初めは過去3か月が表示されます。月ごとに比べるときは、期間を前の月にそろえてから見ます。GA4でフェア予約を数えるなら、予約の完了を一つだけキーイベントにしておくと、月をまたいで同じものを比べられます。

手が回らないときは、判断と許諾と台帳を手元に残して、作業と計測から任せる

1人で回しきれなくなったら、外へ任せる仕事を選びます。線を引く基準は「その場にいないと判断できないものは残し、手順にできるものから任せる」です。

区分 仕事の例 理由
式場に残す 特典と料金の条件の承認、写真の掲載の了承、予約台帳と来館・成約の記録、低い評価の口コミへの対応 現場と契約の事情を知っている人しか決められない
任せやすい フォームの送信テストの代行、フェア情報の載せ替え、LPの更新、GA4とSearch Consoleの設定と月次の数字のまとめ 手順にでき、結果を表で確かめられる
一緒に決める 写真の撮り直しの計画、新しいLPを作るか、どの経路に力を入れるか 式場の判断と、数字を読む側の材料の両方が要る

任せどきの目安は、毎週の表のうち同じ項目が2週続けて飛んだときです。特にフォームの送信テストが飛び始めたら、まずそこから人の手を借ります。任せるときの分担や、月ごとの打ち合わせの持ち方は、式場と外部チームの分担表の記事で詳しく扱いました。

株式会社bundlyzeでは、式場の外にいるWeb責任者として方針と数字を受け持つWEB戦略代行と、サイト・LPの制作を手がけており、結婚式場のLP運用も現在続けています。毎週の表のどこまでを任せられるか、遠方の式場ともオンラインで相談しながら決められます。進め方の詳細はWEB戦略代行のページで説明しています。

出典

記事の中で使ったGoogleのヘルプです。確認日:2026年10月4日(以下すべて)

よくある質問

結婚式場のWeb担当は、毎週どれくらいの時間を取ればいいですか?

式場の規模やフェアの数で変わるので、一律には言えません。まずこの記事の曜日ごとの表を1か月そのまま回し、項目ごとにかかった時間を書き留めてください。合計が、ほかの業務と兼ねて確保できる時間を超えるなら、外へ任せる項目を選ぶ材料になります。

毎週の確認で、いちばん飛ばしてはいけないものはどれですか?

予約フォームの送信テストです。スマホから実際に送り、お客様あての自動返信と式場あての通知の両方が届くかを確かめます。フォームや通知が動かなくなっても、ほかの数字からはすぐには気づけず、止まっていた間の予約は取り戻せません。

定休日が火曜日です。表の曜日はどう変えればいいですか?

曜日そのものより、順番を守ることが大事です。週末のフェアが終わった翌営業日に予約の照合、その次にフォームの送信テスト、週の後半に口コミとSNS、週の最後に写真と翌週の準備、という並びを保ったまま、定休日を飛ばして割り振ってください。

Web担当が1人だけで、休むと止まってしまいます。どう備えればいいですか?

曜日ごとの表に、作業の手順と、ログインに使うアカウントの持ち主(個人ではなく式場の名義か)を書き足しておきます。そのうえで、フォームの送信テストと予約の照合の2つだけは、ほかの人も代わりにできるように一度一緒にやっておくと、休みの週でも最低限が止まりません。

この記事の書き方と確認の方針