この記事の結論:小さなリフォーム会社のホームページとLPは、検索と地図から来た人に「この会社なら、うちの工事を頼めそうだ」と分かってもらい、相談と現地調査の依頼まで進めてもらうためのものです。先に作るのはホームページで、LPはその後です。最初にそろえるのは、相談フォーム、会社のページ、施工事例の3つです。施工事例は、すでに持っている工事写真台帳と顧客台帳から書きます。地域のページは、その地域の施工事例がたまってから作ります。価格のページには金額を書かず、何で金額が変わるかと、見積に何が含まれるかを書きます。相談の数は、GA4のキーイベントと顧客台帳の入口の列の両方で数え、月に1回並べて見ます。
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この記事は、社員が1〜20人ほどのリフォーム会社・工務店の社長と事務担当の方に向けて、検索や地図から来た人が相談や現地調査の依頼をしてくれるページの作り方を書きます。現場の記録から書く形にしているので、顧客台帳の記事と工事写真台帳の記事の台帳を使っている前提で進めます。価格の考え方のページは見積書の記事の「含まないもの」とそろえます。工事の種類の分け方は顧客台帳の設定のシートの工事の種類と、工事番号は工事台帳の記事と同じものを使います。問い合わせの後の返信と、現地調査の予約までの流れ、月に1回並べる段ごとの数字の表はリフォームの集客のコラムに、施工事例が検索に出ないときの点検と、写真の代替テキストや構造化データの書き方は施工事例のコラムに分けたので、ここでは繰り返しません。
リフォーム会社のホームページは、現場の記録をページにするところから始まる
リフォーム会社のホームページが受け持つのは、検索や地図で会社を見つけた人に、頼めるかどうかを判断する材料を渡すことです。判断の材料は、ほとんどが現場にあります。どんな家の、どんな困りごとを、どう直したか。どの地域に伺えるか。見積のときに何を確かめるか。どれも、毎日の工事の中で写真と台帳に残っているものです。
検索と地図から来る人が知りたいことと、その材料がある場所を並べると、次のようになります。
| 来た人が知りたいこと |
答えるページ |
材料がある場所 |
| うちと同じような工事をしたことがあるか |
施工事例 |
工事写真台帳の写真一覧、顧客台帳の案件 |
| うちの地域まで来てくれるか |
地域のページ、会社のページ |
顧客台帳のお客様の住所、案件の工事の種類 |
| いくらくらいかかるのか、何で決まるのか |
価格の考え方のページ |
見積書の「含まないもの」と条件、追加工事の版 |
| どんな会社で、誰が来るのか |
会社のページ |
会社の情報、担当の名前と写真 |
| どうやって相談すればよいか |
相談フォーム、電話 |
顧客台帳の案件の列 |
ページを作る前に、この表の右の列がそろっているかを見ます。そろっていない所は、ページより先に記録の方を整えます。
リフォームのホームページとLPの違いは、来る人の数と目的の数
ホームページとLP(ランディングページ)の違いは、ページの数より、来る人と目的で分けると分かりやすくなります。
|
ホームページ |
LP |
| 来る人 |
検索や地図で会社を見つけた人、紹介で社名を聞いた人 |
チラシ、現場の看板、点検の案内、LINEやメールで声をかけた人 |
| 来る人の状態 |
まだ会社を比べている |
何の話かを知った上で開いている |
| ページの数 |
施工事例や地域のページで増えていく |
1ページ |
| 目的 |
頼めるかを判断してもらう |
1つの相談に進んでもらう |
| 主な入口 |
施工事例、地域のページ、トップ |
QRコード、案内文のリンク |
| 更新 |
施工事例を足し続ける |
案内ごとに作り、終わったら閉じるか直す |
先に要るのはホームページです。検索や地図から来た人は、何ページかを見比べてから相談します。LPは、こちらから声をかけた人を、1つの相談に案内するためのものです。たとえば、外壁の点検の案内を送る時期に、その案内からだけ開くページを作る、という使い方です。
LPが要るのは、次のようなときです。
| 場面 |
LPに書くこと |
相談の入口 |
| 施工後の点検の案内を送る |
点検で見る所、所要時間、伺う人 |
点検の希望日のフォーム |
| 現場の近所にあいさつのチラシを配る |
近くで行っている工事、工事中の連絡先 |
相談フォーム、電話 |
| 1つの工事の相談をまとめて受けたい |
その工事の施工事例、確かめること、流れ |
その工事に絞った相談フォーム |
| 相談会や見学の日を知らせる |
日時、場所、見られる物 |
申し込みのフォーム |
LPに来る人は、検索ではなく、チラシや案内から来ます。検索で探される内容は、ホームページの施工事例と地域のページに置きます。LPとホームページに同じ文章を置くと、どちらを直せばよいか分からなくなります。LPの施工事例は、ホームページの施工事例のページへリンクします。
点検の案内から来るLPは、顧客台帳の記事の「点検の一覧」とつながります。一覧に出たお客様に案内を送り、LPから点検の希望日を受ける形です。
最初に作るページは、5つ
最初から全部のページを作る必要はありません。次の5つを、上から順に用意します。
| 順 |
ページ |
最初の分量 |
元の材料 |
| 1 |
相談フォームと送信完了のページ |
1つずつ |
顧客台帳の案件の列 |
| 2 |
会社のページ |
1ページ |
会社の情報、担当の名前と写真 |
| 3 |
施工事例 |
工事の種類ごとに1件から |
工事写真台帳、顧客台帳 |
| 4 |
価格の考え方のページ |
1ページ |
見積書の「含まないもの」と条件 |
| 5 |
地域のページ |
施工事例がたまった地域から |
顧客台帳の住所、施工事例 |
相談フォームを最初に置くのは、ほかのどのページからも、最後はここへ来るからです。施工事例が1件でも、相談の入口が整っていれば相談は受けられます。逆に、施工事例が何十件あっても、入口が分かりにくければ相談になりません。
会社のページは、Googleビジネスプロフィールと同じ名前と電話番号にする
会社のページには、会社の名前、所在地、電話番号、対応する地域、工事の種類、担当の名前と写真を載せます。名前と電話番号は、Googleビジネスプロフィールと同じ書き方にそろえます。
ビジネスプロフィールのガイドラインでは、お客様の所へ出向いてサービスを提供する非店舗型のビジネスは、サービス提供地域を指定し、住所は非表示にすることになっています。会社のページに所在地をどこまで書くかは自社で決め、ビジネスプロフィールの設定と食い違わないようにします。サービス提供地域の設定はリフォームの集客のコラムに書いたので、ここでは名前と電話番号をそろえることだけを決めます。
ビジネス名に「◯◯市 リフォーム」のような言葉を足すのはやめます。同じガイドラインには、ビジネス名に不要な情報を含めることはできず、含めるとプロフィールが停止される場合があると書かれています。会社のページとビジネスプロフィールの名前がずれる原因にもなります。
地域のページは、その地域の施工事例が数件たまってから作る
地域のページは、「◯◯市 リフォーム」のように地域の名前で探す人の入口です。ただ、地域の名前だけを差し替えた同じ文章のページは並べません。Googleのスパムに関するポリシーが、地域や都市ごとのページを複数持って1つのページへ誘導することを誘導ページの例に、都市名や地域名を羅列したテキストをキーワードの乱用の例に挙げていることは、リフォームの集客のコラムにも書きました。ここでは、地域のページの中身を台帳から作る方法だけを書きます。
地域のページは、その地域で行った工事が数件たまってから作ります。中身は、その地域の施工事例の一覧と、その地域の家に多い困りごとです。何が多いかは、顧客台帳から分かります。
| 地域のページに書くこと |
出し方 |
| その地域の施工事例 |
施工事例のページに地域を付けておき、地域で絞って並べる |
| その地域で多い工事 |
顧客台帳の案件を、顧客番号で引いたお客様の住所の市区町村と、工事の種類で数える |
| 建物の傾向 |
お客様のシートの建物の列(戸建て・マンション)を市区町村で数える |
| 伺える範囲と、伺う人 |
会社で決めた範囲と担当 |
数えた結果を、そのままの数字で載せる必要はありません。「この地域ではマンションの水回りの相談が多い」と分かれば、そのページの最初に置く施工事例が決まります。
施工事例は、工事写真台帳と顧客台帳から書く
施工事例のページは、工事が終わった後に思い出して書くと続きません。工事の間に残している記録から書きます。工事写真台帳の記事の写真一覧と、顧客台帳の記事の案件と連絡のシートに、ほとんどの材料がそろっています。
施工事例の項目と、元になる台帳の列
施工事例のページの項目と、元になる場所を並べます。台帳の列は、それぞれの記事の形のままです。
| 施工事例の項目 |
元の台帳 |
元の列や場所 |
ページに出すときの注意 |
| 工事名、工事の種類 |
顧客台帳の案件 |
D 工事名、E 工事の種類 |
施主の名前は出さない |
| 地域 |
顧客台帳のお客様 |
F 住所 |
市区町村までにする。どこまで出すかは施主と決める |
| 建物 |
顧客台帳のお客様 |
G 建物 |
戸建て・マンションの別まで |
| 工期 |
顧客台帳の案件 |
M 着工日、N 完工日 |
日付ではなく日数で書く |
| 相談のきっかけ |
顧客台帳の連絡 |
最初の連絡の話したこと |
施主の言葉を、特定できない形に言い換える |
| 着工前と完了の写真 |
工事写真台帳の写真一覧 |
I列に ○ を付けた写真 |
03_施工事例用 の縮めた写真を使う |
| 工事の途中の説明 |
工事写真台帳の写真一覧 |
G列の説明 |
工事の順に並べる |
| 見積の時に確かめたこと |
見積書 |
「含まないもの」と条件 |
金額は書かない |
| 担当 |
顧客台帳の案件 |
F 担当 |
会社のページの担当とリンクする |
工事の途中の写真は、施工事例で見せられるいちばんの材料です。着工前と完了の写真だけなら、どの会社のページにも並んでいます。壁を開けたら何があって、どう直したかは、その工事を行った会社にしか書けません。工事写真台帳で、解体後や下地の写真を撮り忘れないようにしておくことが、そのまま施工事例の中身になります。
施工事例を1件書く手順は、次の6つです。
手順1. 載せる工事を選ぶ
顧客台帳の案件のシートで、完工した工事を工事の種類ごとに見ます。最初は、種類ごとに1件ずつ選びます。同じ種類の事例を何件も並べるより、来た人が「うちの工事もある」と分かる方が先です。
手順2. 施主の了承を確かめる
載せてよいか、どこまで載せてよいかを確かめます。地域をどこまで書くか、建物の写真を使ってよいか、費用を載せるかを、写真を見せながら決めます。顧客台帳の案件のシートは顧客台帳の記事ではAからAIまでの35列なので、右端のAJ列に「事例の掲載」の列を1つ足し、了承、不可、未確認 のどれかをプルダウンで選べるようにしておくと、次に選ぶときに迷いません。記事の式は今ある列だけを指しているので、右端に足しても式は変わりません。
手順3. 写真を選び、公開できる形にする
写真一覧のI列で ○ を付けた写真から選びます。表札や車のナンバー、郵便物などの写り込みと、写真の位置情報を確かめてから、縮めた写真を使います。手順は工事写真台帳の記事の「施工事例への流用」に書いています。
手順4. 写真一覧の説明を、工事の順に並べる
写真一覧のG列の説明を、撮った順に並べます。これが本文の下書きです。その前に、連絡のシートの最初の記録から「どんな困りごとで相談を受けたか」を1〜2文で書きます。最後に、完工後に施主から聞いた言葉があれば、特定できない形で添えます。
手順5. 写真には、何の工事のどの場面かを書く
写真の代替テキスト(alt)には、写真一覧のG列の説明を短くして、「浴室の床をはがした後の土台」のように何の工事のどの場面かを書きます。代替テキストと、背景に置いた写真の扱いについてGoogleが書いていることは、施工事例のコラムの「写真に、何の工事かの説明がない」にまとめています。
手順6. 地域、工事の種類、担当でつなぐ
施工事例には、地域と工事の種類を付けます。地域のページと工事の種類の一覧から、同じ事例にたどり着けるようにするためです。担当の名前から、会社のページの担当の紹介へもリンクします。
費用を載せるなら、何が含まれる金額かを同じ所に書きます。表示の決まりにかかわる部分は、専門家に確かめてください。
会社サイトの関連ページLP改善の順番
価格の考え方のページは、金額を書かずに作る
リフォームの金額は、現地を見ないと決まりません。その事情を、来た人に先に伝えるのが価格の考え方のページです。このページには金額を書かず、何で金額が変わるか、見積に何が含まれるか、どんなときに追加工事になるかを書きます。
材料は、見積書の記事の「含まないもの」と条件、追加工事の版の持ち方です。見積を渡すときに毎回説明していることを、相談の前に読めるようにします。
| 価格のページの見出し |
書くこと |
元の材料 |
| 金額が変わる理由 |
工事の範囲、今の設備や下地の状態、選ぶ設備や材料、住まいながらの工事か |
見積書の場所ごとの内訳 |
| 現地調査で確かめること |
寸法、配管や電気の位置、下地の傷み、搬入の経路 |
現地調査の写真 |
| 見積に含むもの、含まないもの |
解体と処分、仮設、既存の設備の扱い |
見積書の「含まないもの」 |
| 追加工事になるとき |
解体して初めて分かる傷み、工事中の変更のお願い |
見積書の追加工事の版 |
| 見積の後の流れ |
見積の渡し方、有効期限、断ってもよいこと |
見積書の条件 |
「解体して初めて分かること」は、施工事例の途中の写真で見せられます。価格のページから、該当する施工事例へリンクします。
相談フォームは、現地調査の前に知りたいことだけを聞く
相談フォームは、顧客台帳の案件の行を作るのに要ることと、現地調査の前に知っておきたいことだけを聞きます。項目を増やすほど、途中でやめる人が増えます。
相談フォームの項目
| 項目 |
必須 |
形 |
理由 |
| お名前 |
必須 |
1行 |
連絡のため |
| 電話番号 |
必須 |
数字 |
現地調査の日を決める連絡のため |
| メールアドレス |
任意 |
メール |
写真や資料を送るとき用 |
| 連絡してよい時間帯 |
任意 |
選ぶ(午前・午後・夕方以降・いつでも) |
仕事中の電話を避けるため |
| 工事をしたい場所 |
必須 |
選ぶ(複数可) |
顧客台帳の工事の種類に合わせる |
| 住まいの地域 |
必須 |
市区町村まで |
伺える範囲かを見るため。番地は現地調査の日を決めるときに聞く |
| 建物 |
任意 |
選ぶ(戸建て・マンション・その他) |
マンションは管理組合の決まりを確かめるため |
| 築年数 |
任意 |
選ぶ(おおよそ) |
下地や配管の傷みの見込みのため |
| 困っていること |
任意 |
自由に書く |
現地調査で見る所を決めるため |
| 写真 |
任意 |
ファイル |
状況を先に知るため |
| 時期の希望 |
任意 |
選ぶ(急ぎ・数か月以内・未定) |
急ぎの相談を先に返すため |
| 現地調査の希望日 |
任意 |
候補を2〜3つ |
日程の往復を減らすため |
| 知ったきっかけ |
任意 |
選ぶ |
顧客台帳の入口の列に合わせる |
「工事をしたい場所」の選択肢は、顧客台帳の案件の工事の種類と、施工事例の工事の種類とそろえます。そろっていると、相談から案件の行を作るときに迷いませんし、どの工事の相談がどの施工事例から来たかも見られます。
「知ったきっかけ」の選択肢は、顧客台帳の案件のG列(入口)の言葉とそろえます。記事の入口の値は 検索、紹介、チラシ、看板、点検、再度の相談 の6つで、地図から来た相談を分ける値はありません。G列のプルダウン(データの入力規則)のリストに 地図 を足します。
写真を受け取るときに決めること
写真の欄があると、現地調査の前に、伺う人や持っていく物を決めやすくなります。受け取る前に、次のことを決めておきます。
| 決めること |
決め方 |
| 必須にするか |
任意にする。写真がない人がやめないように |
| 枚数と大きさ |
上限を決め、超えたら画面で知らせる |
| 撮ってほしい所 |
「全体が分かる写真を1枚、気になる所の近くを1枚」のように、フォームに例を書く |
| 受け取った写真の置き場所 |
メールに添付せず、保存した場所から工事番号のフォルダへ移す |
| 位置情報 |
受け取った写真を施工事例に使うことはしない。使うなら、了承を取り、位置情報を消してから |
| 試し方 |
iPhoneとAndroidの両方で撮った写真を、実際にフォームから送って確かめる |
受け取った写真は、工事番号が振られたら、工事写真台帳の工事ごとのフォルダへ移します。現地調査より前の写真として残しておくと、着工前の写真と並べて見られます。
フォームの送信をサーバーで受けて保存し、担当者へ知らせる作りは問い合わせフォームをPages Functionsで受ける記事に、迷惑な送信の防ぎ方はフォームのスパム対策の記事に書いています。業種は違っても、仕組みは同じです。
送信完了のページを、別のURLで作る
送信の後は、送信完了のページを別のURLで開くようにします。このページには、いつまでに誰から連絡するか、急ぎのときの電話番号、現地調査で伺うときの流れを書きます。このページが開いた数を、次の節で相談の数として数えます。
相談の数は、GA4のキーイベントと顧客台帳で数える
ホームページから相談が来たかは、GA4と顧客台帳の2か所で数えます。GA4はどのページから相談に進んだかを見るため、顧客台帳は実際に相談と現地調査になった数を見るためです。
GA4では、相談フォームの送信(送信完了のページが開いたとき)と電話番号のタップを、別々のキーイベントにします。LPがあるときは、LPの送信完了のページも別に作り、ホームページの相談と分けて見ます。名前や電話番号は、イベントにもURLにも入れません。電話番号のタップのような入口ごとの数え方の考え方はリフォームの集客のコラムに書いたので、この記事では、GA4の数と台帳の数を並べるところを扱います。
実際に相談になった数は、顧客台帳で数える
GA4の数は、相談になった数ではありません。フォームを送った後に連絡がつかなかった人もいますし、電話をタップしただけでかけなかった人もいます。逆に、施工事例を見てから、ページを閉じて電話をかけてくる人もいます。
実際に相談になった数は、顧客台帳の記事の案件のシートで数えます。相談を受けたら、その日に案件の行を作り、G列の入口に 検索 や 地図 を入れます。電話で受けたときは「どこで知りましたか」と1つだけ聞き、入口に入れます。連絡のシートのD列(手段)の値は 電話、メール、LINE、訪問、手紙 なので、フォームから来た相談を分けて見たいなら、D列のプルダウンに フォーム を足します。
月に1回、GA4の数と台帳の数を並べる
月に1回、GA4のキーイベントの数(相談フォームの送信、電話番号のタップ)の横に、顧客台帳の数を並べます。Search Consoleも含めた段ごとの表の形はリフォームの集客のコラムにあるので、ここでは顧客台帳の側の数え方だけを書きます。
| 台帳で数えるもの |
数え方 |
| 相談になった数 |
案件のI列(問い合わせ日)がその月で、G列(入口)が 検索 か 地図 の行 |
| 現地調査まで進んだ数 |
そのうち、J列(現地調査日)が入っている行。先の日付は予定として分けて見る |
顧客台帳の「月の数字」のシートは段階ごとの件数を出しますが、入口で分けた列は「うち紹介」と「うち点検」の2つだけです。同じ形の式で「うち検索」「うち地図」の列を足すと、この数が毎月そのまま出ます。
施工事例のページがどんな語で表示されているかは、Search Consoleの検索パフォーマンスで、クエリ(検索された語)とページの表を見て確かめます。次に書く事例の工事の種類を決める材料になります。
GA4の相談の数と、顧客台帳の相談の数がずれているのは当たり前です。ずれ方を毎月同じように見ることで、たとえば「フォームは増えたのに現地調査まで進んでいない」といった変化に気づけます。
会社のページの構造化データは、画面に出ている内容だけにする
会社のページに置くローカルビジネス(LocalBusiness)の構造化データの型や、自社のお客様の声に星の評価を付けない理由は、施工事例のコラムの「構造化データが、画面の内容と合っていない」に書きました。ここでは、住所を出していない会社で迷う1点だけを書きます。
ローカルビジネスの構造化データでは、リッチリザルトに表示されるための必須のプロパティが name(名前)と address(住所)とされています。一方、構造化データのガイドラインには、ページの読者に表示されない内容をマークアップしないよう書かれています。住所を出さずにサービス提供地域で営業している会社は、この2つがそろいません。その場合にどう書くのがよいかは、公式のドキュメントでは確かめられませんでした(未確認)。画面に出していない住所を、構造化データにだけ書くことはしません。
会社サイトの関連ページ建設会社・工務店・リフォーム会社のWeb集客
リフォームのホームページとLPを作る順番は、7つ
ここまでの内容を、進める順番にまとめます。上から順に進めると、どこで止まっているかが後から分かります。
手順1. 顧客台帳の入口の列をそろえる
ページを作る前に、顧客台帳の案件のG列(入口)の言葉を決め、プルダウンのリストに 地図 を足します。月の数字のシートには「うち検索」「うち地図」の列を足します。今の相談がどこから来ているかを、ページを変える前から数えておくためです。
手順2. 相談フォームと送信完了のページを作る
この記事の項目でフォームを作り、送信完了のページを別のURLにします。スマホで最初から送信完了まで、写真の添付も含めて実際に送って確かめます。
手順3. GA4のキーイベントを設定する
送信完了のページと電話番号のタップを、別々のキーイベントにします。テストで送った分は、顧客台帳には入れません。
手順4. 会社のページを作り、Googleビジネスプロフィールとそろえる
会社の名前、電話番号、対応する地域を、ビジネスプロフィールと同じ書き方にします。ガイドラインでは、ウェブサイトはビジネス拠点ごとに1つ指定することになっているので、ビジネスプロフィールのウェブサイトの欄には、ホームページのURLを1つ入れます。
手順5. 施工事例を、工事の種類ごとに1件ずつ書く
顧客台帳から、了承が取れている工事を選び、工事写真台帳から書きます。1件書いたら、施工事例の書き方を社内で決めた形として残し、次からはその形で書きます。
手順6. 価格の考え方のページを作る
見積書の「含まないもの」と、現地調査でよく聞かれることから作ります。施工事例へのリンクを足します。
手順7. 地域のページとLPを、必要になってから足す
地域のページは、その地域の施工事例が数件たまってから作ります。LPは、点検の案内やチラシのように、こちらから声をかける時期が決まってから作ります。
やってはいけないこと
リフォーム会社のホームページとLPで、後から直すのに手間がかかる失敗です。
ポイント1. 地域の名前だけを差し替えたページを並べる
中身が同じページが増えるだけで、来た人の役に立ちません。地域のページは、その地域の施工事例がたまってから作ります。
ポイント2. 施工事例を着工前と完了の写真だけにする
どの会社のページでも同じに見えます。解体後や下地の写真と説明が、その会社にしか書けない部分です。
ポイント3. 施主の了承を取らずに施工事例を載せる
取り下げても、控えられている場合があります。了承は顧客台帳の列に残し、了承 の工事だけを選びます。
ポイント4. LPとホームページに同じ文章を置く
直すときに片方だけ直り、内容がずれます。LPからは、ホームページの施工事例へリンクします。
ポイント5. 相談フォームの写真を必須にする
写真がない人が、相談をやめてしまいます。写真は任意にし、現地調査の前にあればよいものとして扱います。
ポイント6. GA4の数だけで相談の数を見る
電話のタップや送信の数は、相談になった数ではありません。顧客台帳の案件の数と並べて見ます。
ページを公開する前のチェックリスト
ホームページやLPを公開する前に、次の項目を確かめます。
自社でやる場合と、任せる場合
自社でやる場合は、この記事の表で、相談フォーム、会社のページ、施工事例の順に作ります。続けるのに要るのは、施工事例を書く人、相談を受けたその日に顧客台帳へ入れる人、月に1回数字を並べる人です。小さな会社では社長か事務の方が兼ねることが多いので、施工事例を書く日を月に1回決めておきます。どの工事を載せるか、どこまで見せるか、どの地域まで伺うかは、任せる場合でも会社の側でしか決められません。
任せる場合、株式会社bundlyzeは、Web・システムのことは何でも対応できます。ホームページ・LP制作と業務システム開発を受けています。相談フォームと送信完了のページ、キーイベントの設定、施工事例のページづくりから、工事写真台帳や顧客台帳から施工事例の下書きを作る仕組みまで、足りない所から組み立てられます。リフォーム会社・工務店向けの内容は建設会社・工務店・リフォーム会社のページにまとめています。ホームページとLPの相談はホームページ制作のご案内から、台帳の仕組みの相談はシステム開発の案内ページから受け付けています。
出典(一次情報)
Googleのツールについての説明は、次の公式の資料に基づいています。確認日はどれも2026年11月8日です。ヘルプは更新されることがあるので、作業の前に最新のものを確かめてください。
未確認のこと:住所を出していない会社のローカルビジネスの構造化データの書き方は、上のドキュメントでは確かめられませんでした。
ページの分け方、最初に作る5つのページの順番、施工事例の項目と台帳の列の対応、台帳に足す列と値、価格の考え方のページの見出し、相談フォームの項目、台帳での数え方、作る順番は、この記事で決めた進め方で、上の資料が示した手順ではありません。